非上場株式の売却は、上場株式のように市場で即座に売買できないため、次のような手順で進めるのが一般的です。
1. 会社の定款・株主間契約の確認
株式の譲渡制限や承認手続の内容を確認します。特に譲渡承認機関(取締役会など)や、譲渡先の制限、買い取り義務の規定が重要です。
2. 売却条件と株価の検討
売却価格は、財務状況や事業価値などを踏まえて適正に設定する必要があります。専門家による株価評価を行うことで、根拠ある価格提示が可能になります。
3. 売却先の選定・打診
発行会社や既存株主への打診、または事業シナジーが見込める第三者(同業他社、投資家、ファンドなど)への接触を行います。
4. 譲渡承認請求
売却先が決まったら、会社に譲渡承認を申請します。承認されれば売却可能です。承認されない場合は、会社か会社が指定する者に買い取らせることができます。その場合、価格の折り合いがつかない場合、裁判所の価格決定制度を利用します。
5. 契約締結と名義書換
株式譲渡契約書を締結し、株主名簿の名義書換を行います。売買代金の授受や必要書類の受け渡しもこの段階で行われます。
6. 税務申告・納税
売却益が出た場合は、譲渡所得として確定申告を行います。相続や贈与を伴う場合には、相続税や贈与税の申告も必要です。
非上場株式の売却は、承認手続や評価、契約、税務など多くの専門的要素が関わります。当事務所では、初期段階から売却完了まで一貫してサポートしています。
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